化学コミュニケーション賞
化学コミュニケーション賞は、2011年の世界化学年を記念して一般社団法人日本化学連合が設立した賞です。この賞は、化学・化学技術に対する社会の理解を深めることに貢献した個人および団体を顕彰するために設けられました。
具体的には、以下の活動が対象となります。
- 講演会、出版物、インターネット、マスメディア、出前実験・講義などを通じて、化学・化学技術のおもしろさや大切さを社会に発信し、啓発している個人・団体
- 化学・化学技術と社会・環境とのかかわりについて、正しい理解を深めることに貢献している個人・団体
- 化学・化学技術の教育普及に貢献している個人・団体
受賞者は、毎年1月に日本化学連合のホームページで発表されます。また、表彰式は毎年3月に開催されます。
弊会は2012年から共催団体として運営の一翼を担っています。
化学コミュニケーション賞の意義
化学は私たちの生活に密接に関わっており、衣食住から医療、環境問題まで、様々な分野で重要な役割を果たしています。しかし、近年では、化学に対する社会的な関心が低下しているという課題があります。
化学コミュニケーション賞により、「化学」に興味・関心を持つ人や、化学産業や化学学術界を目指す人材が増え、日本の「化学」のすそ野が広がることを期待しています。
受賞者インタビュー
化学情報協会では、受賞者の活動をより多くの方に知っていただくために、賛同いただいた受賞者にインタビューを実施し、その活動内容を紹介しています。