CAS STNext - Transcript (検索記録) の保存に関する設定、レポート作成のオプション追加など
2022年9月1日(木)
CAS STNext で下記の強化が行われました。
Transcript (検索記録) の保存に関する設定
CAS STNext の Settings (設定) に、"Show Transcript Options Prompt at Logon" 設定が追加されました。
この設定を ON にすると、ログインする際に、Transcript Options ウィンドウが表示され、下記のオプションが選択できます。
- Start a new Transcript
保存名を入力し、新しい Transcript ファイルに検索記録を保存します。
- Append an existing Transcript
既存の Transcript ファイルを選択し、そのファイルに続けて検索記録を保存します。(上書きはされません。)
レポート作成時のオプション追加
レポート機能で Table 形式を選択し、Split subfields into columns オプション(*)を選択した場合に、さらに下記のオプションが選択できるようになりました。
- Merge patents into one row オプション
選択すると、サブフィールドごとに列が分かれた上で、ファミリー情報が 1 行にまとまります。
- Combine Patent Number and Kind Code オプション
選択すると、特許番号と種別コードが結合し、「Patent Number/Kind Code」という列が作成されます。
両方のオプションを同時に選択することも可能です。
(*) Split subfields into columns オプションを選択すると、特許情報や優先権情報が特許番号、種別コードなどのサブフィールドに分かれ、ファミリー情報が別々の行に分かれます。
Biosequences Search に Sequence Length (配列長) フィルターを追加
Type Ahead 機能
ANALYZE などの処理に時間がかかるコマンドを実行した際、処理中に次のコマンドが入力できるようになりました。
詳細は CAS STNext Help の What's New > August 25, 2022 をご覧ください.