STNext - スクリプト言語 「CAPTURE」 が利用可能に
2020年9月15日(火)
STNext は Classic STN のすべてのコンテンツにアクセスできるインターフェースです。
このたび、スクリプト言語に CAPTURE が追加され、スクリプト中にフォルダ名やトランスクリプト名の指定を含めることができるようになりました。
CAPTURE ON <トランスクリプト名> ←トランスクリプト名を指定する
CAPTURE ON <フォルダ名/トランスクリプト名> ← 指定フォルダにトランスクリプトを保存する (既存の同名フォルダがない場合は新規作成)
サンプルスクリプト
REGISTRY ファイルで化学物質を CAS RN から検索し、それらについて CAplus ファイルで 2020 年に発行された文献情報を得る。検索結果のトランスクリプトは rn_search という名前のフォルダ中に tranfile という名前で保存する一連の流れのスクリプト
CAPTURE ON <folder rn_search/tranfile>
=> file registry
=> s 1071-83-6/rn,crn \>_line1
=> file caplus
=> s _line1 and 2020/py \>_line2
=> d bib abs 1-2
フォルダおよびトランスクリプトは、STNext の My Files メニュー内の Transcripts に作成されます。 既存のトランスクリプト名を指定すると上書きになりますのでご注意ください。
スクリプトの詳細については STNext スクリプトガイドをご覧ください。