STNext - レポートツールの強化
2020年6月17日(水)
STNext は Classic STN のすべてのコンテンツにアクセスできる Web インターフェースです。
STNext のレポートツールの機能が強化されました。
フィールド名表示の改善
データベース毎に異なるフィールド名を正しく反映したレポート・表を作成できるようになりました。
(従来は出力したデータベースに寄らず、フィールドコード毎にあらかじめ決められた名称を使ってレポートを作成していたため、レポート作成後にフィールド名の編集が必要となるケースがありました。)
例) CIN ファイルの NA フィールド (Named Person)
従来 : Nucleic Acid
現在 : Named Person
表記の異なるフィールドをまとめてレポート化
レコード中のフィールドコードの表記 (抄録フィールドの例:AB、ABEN、ABSTRACT (ENGLISH)) が異なっていても同一情報としてレポート化できるようになりました。
テーブル形式のレポートから空欄の列を削除
STNext のテーブル作成時には、特別な指定なしに自動的に含まれるフィールド (例:CAplus ファイルのレコード番号や標題) があり、従来はそれらのフィールドを出力していない場合でも空欄の列が作成されていましたが、 このたびの強化で、空欄の列は作成されなくなりました。
(例) CAplus ファイルで TI, AU, CS フィールドを表示したレコードを用いてテーブルを作成した場合
(AN (レコード番号) や DT (資料種類) など表示していないフィールドの列は作成されない)