STNext - 構造作図画面、アップロードの強化
2019年7月10日(水)
STNext は Classic STN のすべてのコンテンツにアクセスできる Web インターフェースです。
このたび、STNext で下記の強化が行われました。
構造アップロードのパフォーマンス改善
構造のアップロードのパフォーマンスが大幅に改善されました。Upload ボタンをクリックしてから構造質問式の L 番号が生成されるまでの時間が従来より 20% 以上短縮されました。
構造検索ができないファイル (HOME ファイルなど) で構造をアップロードした場合に、質問式属性を表示せずエラーのみを表示するように変更されました。
構造作図画面の強化
構造作図画面のアップロードボタンの表記および位置が変更されました。アップロードボタンの表記は、従来の「Save & Upload」から「Upload」に変更されました。構造のアップロード時には、従来通り自動的に STNext のサーバー上に構造が保存されます。
お使いの環境によっては、Upload ボタンをクリックしても構造をアップロードできない場合があります。その場合は、ブラウザの「再読み込み」ボタンあるいは F5 キーで画面を更新してください。
Save As ボタンをクリックして構造を別名で保存する際に、デフォルト名が入力されるようになりました。
-SH (チオール) のショートカットを作図すると、デフォルトで Lock Atoms が適用されるようになりました。これにより、R-SO2NH2 などの 4 価、6 価の硫黄化合物を回答から除くことができます。
質問式サマリー作成の設定の強化
Settings (設定) 画面で「Query Summary File Download」を ON に設定し、ログオフ時に質問式サマリーファイルをダウンロードするためには、「Logoff History (LHIST)」も同時に ON にしておく必要があります。
このたびの強化で、「Query Summary File Download」が ON、「Logoff History (LHIST)」 が OFF に設定されている場合でも、次回ログイン時には「Logoff History (LHIST)」が自動的に ON になるようになりました。