無機材料データベース MPDS
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無機材料データベース MPDSがおすすめの理由
- スピードと効率:1つの使いやすいプラットフォームから、必要なすべてのデータにアクセスできるため、時間を大幅に節約できます。 複数のデータベースから検索する必要はありません。― 必要なデータを迅速かつ効率的に見つけることができます。
- 一貫性のある信頼性の高いデータ:無機材料に関して、標準化された形式でデータを収集しており、高い信頼性を確保しています。また、材料間でデータを簡単に比較することができます。
- 継続的に進化するデータ:製作元の専任チームは、データベースを継続的に更新および拡張しており、年間契約を通じて最新の情報を提供します。
- 専門家によるキュレーション:Pierre Villars博士が率いる30人以上の科学の専門家が、Pauling Fileの遺産を継承しながら、データを綿密に収集、認定し、配布しています。
- 情報処理技術:高度な機械学習、簡潔な検索機能および操作しやすいツールを活用し、パブリックドメインでは入手できない独自データを含む、お望みのデータセットが作成できます。
MPDSは、産業界の無機材料に関する専門家および科学者にとって貴重なリソースであり、材料科学の分野における効率的かつ漸進的な発見に寄与しています。ASM MPDSのスピード、一貫性、そして網羅的な物性の検索を今すぐ実感してください。
詳細については、こちらをご覧ください。
PAULING FILEとは
PAULING FILEは、無機結晶物質の結晶学データ、相図(状態図)、物性を同じ枠組みの下でグループ化した、材料科学者のためのリレーショナル・データベースです。データは1891年から現在までの世界中の科学文献にある原著論文から収集されており、実験的観察に焦点が当てられています。個々の結晶構造、相図、または物性データベースのエントリーは、特定の文献に由来します。
PAULING FILEは1993年にPierre Villarsと岩田修一によって創設されました。ノーベル賞受賞者であるLinus Paulingは、この新しいプロジェクトを個人的に支持し、自身の名前を使用することを書面で明確に許可しました。
今日では、PAULING FILEプロジェクトはよく知られており、これを参照している出版物はすでに何千もあります。その基礎、スキーマ設計およびいくつかのデータ中心の観測結果/観測例は、例えば、Villars 2004、Xu 2011、およびKong 2012などの著作で公開されています。2019年10月には、PAULING FILEプロジェクトの主要な創始者であるPierre Villarsは、データ駆動型材料開発を支援する基礎研究に対してNIMS Awardを受賞しました。
MPDSは、PAULING FILEをベースに製作されています。詳細は、PAULING FILEのウェブサイトをご覧ください。