CSD-Materials
新しい材料開発は、結晶内の分子内および分子間の相互作用の分析し、材料の物性を理解することから始まります。CSD-Materialsは、ケンブリッジ結晶構造データベースCSDの情報を利用することで、物性改善に貢献いたします。
CSD-Materialsをご契約いただくと、Solid Form Informaticsの機能を実現する様々なツールやデータベースツールにアクセスでき、材料の理解や設計が可能になります。例えば、分子形状、分子間相互作用、パッキングの解析や予測を支援します。
加えて、ケンブリッジ構造構造データベース(CSD)内のデータへの完全アクセスおよびCSD-Coreで利用できる重要な検索、可視化、解析機能もご利用いただけます (CSD-Enterpriseをご契約いただくとCSD-Mateiralsも含まれます)。
CSD-Materialsは、どういった研究者向けですか?
- 新製品候補の固形物特性を最適化したい固形物研究者
- 新しい組成を設計したい結晶化科学者
- 粉末回折データから構造を決定する必要がある結晶学研究者
- 計算科学に頼らず、実データに基づいた予測を行いたい方
- 学生に対して材料科学における構造化学の重要性を示したい教育関係者
CSD-Materials付属ツール
- Motif Search:指定した motif を持つ構造を検索
- Crystal Packing Feature:類似の packing を検索
- Crystal Packing Similarity:類似構造の重ね合わせ表示
- Hydrogen Bond Propensity (capability):水素結合を統計的に解析し、結晶多形評価
- Full Interaction Map:分子間相互作用の mapping
- Multi-Component Screening:Co-former のスクリーニング
- Hydrate Analyser:水和物の解析
- Solvate Analyser:溶媒分子の解析ツール
- Aromatics Analyser:芳香環の相互作用解析ツール
- Conformer Generator:CSD のデータを使って分子配座を発生
CSD Python API:CSD GitHub repositoryからのダウンロード、またはご自身でCSD-driven分析やワークフローを構築が可能です。CSD Python APIは、MercuryまたはHermesの独自のメニューから起動することも可能です。
機能一覧(企業向け)はこちら。